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【フラット35】2024年9月の金利発表

【フラット35】2024年9月の金利発表

融資率(9割以下)返済期間21~35年の【フラット35】の金利は、2024年8月の1.85%から0.03%下がり1.82%となりました。わずかではありますが0.03%の下落となったため、固定金利を借りやすい状況がギリギリ続いています。

そのほかの金利は以下の通りです。
融資率9割以下 返済期間21~35年 1.82% 返済期間20年以下 1.43%
融資率9割超  返済期間21~35年 1.93% 返済期間20年以下 1.54%

日米の金利差縮小は一服か

2024年8月31日の円相場は続落し、午後5時時点では1ドル=144円93~94銭と、前日の同時点に比べ22銭の円安・ドル高と1ドル=145円近辺をキープしています。

日銀の利上げ発表により日本の金利上昇が意識されると同時に、米連邦準備理事会(FRB)の大幅利下げが予想されたことで日米の金利差が縮小すると見た市場は、ドル売り・円買へと一気に舵を切り、1ドル=160円を超えていた円相場は一時1ドル=142円程度まで急激に円高方向に向かいました。

その後は「米金融緩和のペースが緩やかになる」との見方から、現在のように1ドル=145円あたりをキープしている状況です。

為替と住宅ローン金利

アメリカの預金金利が5%だとして、日本で1%程度でお金を借りられれば、ノーリスクで金利差分が儲かります。つまり日本で円を調達(借金)し、その円を売ってドルを買いアメリカで預金をするのですから円相場は円安になります。しかし、そのアメリカの預金金利が下がり、日本での借金の金利が上がれば儲けは吹き飛ぶのですから、アメリカの預金を解約し、ドルを売って円を買うため円相場は円高になります。

つまり市場はいま「日本の金利上昇を予想しているから円高になっている」ともいえます。もちろん金利だけではなくアメリカの経済など様々な要素・要因があるため、金利だけがすべてではありませんが、もし金利の要素が大きいとするのであれば、今後の住宅ローンは金利上昇を前提にプランニングする必要があります。

そうなると、利回りの低い日本の国債を持っているより金利が高いアメリカの債券や預金のほうが得だということになりますから、日本の国債が大量に売られてしまうことになります。

固定金利を借りる人が増えている!?

こうした背景からか、住宅金融支援機構によると、昨年相当に落ち込んだ【フラット35】の申込件数が、この数ヶ月で相当に増えているそうです。

2024年3月18日・19日に開かれた金融政策決定会合で、日銀が2013年から続けてきた「「量的・質的金融緩和」も「マイナス金利」も「イールドカーブ・コントロール」も全部解除となり、これを受けてテレビもネットも「マイナス金利解除」「金利が上がる!」と煽ったためか、これから住宅ローンを借りる方も既に借りている方も固定金利を希望する動きが活発にになりました。

実際にエフアンドエス・エキスパートにも借り換えのご相談やご依頼も増えています。

まずはご相談ください

いま借りている住宅ローンをどうするべきなのか?非常に大切な局面と言えます。「そんなにすぐに変動金利は上がらない」「金利が上がってもたいしたことはない」「金利が上がっても放っておけばいい」と無責任な発言をする人もいますが、未来のことは誰にもわかりませんし、家計の状況や借入金額などによっては慎重な判断が必要な場合もあります。

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