エフアンドエス・エキスパート

055-979-8415

受付時間 9:00 ~ 19:00

【フラット35】2023年12月の金利発表

【フラット35】2023年12月の金利発表

融資率(9割以下)返済期間21~35年の【フラット35】の金利は、2023年11月の1.96%から僅かに下がり0.05%低い1.91%となり先月とほぼ横ばいの状況です。依然として長期金利は上昇局面であるように感じます。

そのほかの金利は以下の通りです。
融資率9割以下 返済期間21~35年 1.91% 返済期間20年以下 1.43%
融資率9割超  返済期間21~35年 2.05% 返済期間20年以下 1.57%

しかし、今月は固定金利をご希望の方にとって良いニュースがあります。それが「子育てプラス」の新設です。

新制度「子育てプラス」発表

政府が2023年6月13日に「異次元の少子化対策」の具体策として「こども未来戦略方針」を発表し「子育て世帯への住宅支援」に【フラット35】の金利優遇が盛り込まれ注目が集まりました。当初はいろいろと憶測が飛び交うも、その後大きなニュースもなく「なんだ…また検討だけか」と言われていました(笑)

しかし2023年11月10日に、ようやく【フラット35】制度改正について住宅金融支援機構から発表され、ホームページにも情報が掲載されました。従来の金利引き下げの仕組みであるポイント制は据え置いたまま、世帯構成や子どもの人数に応じて付与されるポイントが追加され、それによる金利引き下げ幅と引き下げ期間が拡充されます。

いつから適用開始?

フラット35は独立行政法人の住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して融資する仕組みであり、政府は11月10日に2023年度の補正予算案を閣議決定し、金利の引き下げに必要な経費を13億円計上した後に、2023年11月29日の令和5年度補正予算成立後に住宅金融支援機構がフラット35サイト(www.flat35.com)で正式に

と発表(【フラット35】ホームページ)しました。
つまり、既に融資申し込み済みの方も、融資実行が2024年2月13日以降であれば対象となるため、もうすぐ建物が完成だ!という方は「なんとか融資実行日を2024年2月13日にできないか?」と住宅会社さんに交渉する必要があるかもしれません。

子育てプラスの内容は

これまでの金利引き下げ制度は、建物の性能や建築地のある自治体での補助事業などによりポイントを積み上げ、合計ポイントにより引き下げられる金利の幅と引き下げ期間が決まるものでした。

新制度もポイント制であることに変わりありませんが、獲得できるポイントの中に「子育てプラス」として「子育てに関するメニュー」が新設され、子どもの人数によりポイントが獲得できるようになりました。具体的には子ども1人あたり1ポイント加算です。また、お子様のいらっしゃらない世帯の場合、夫婦のいずれかが40歳未満であれば1ポイントの獲得となります。

また、従来制度では獲得できるポイントは4ポイントが上限でしたが、上限が撤廃されて獲得したポイントはすべて金利の引き下げ対象となります。もし8ポイント獲得できれば10年間1%の金利引き下げ、12ポイント獲得できれば15年間1%の金利引き下げです。

具体的には、獲得したポイントを4ポイントまでは1~5年目の金利から1ポイントにつき0.25%ずつ引き下げていき、1%の引き下げに達すると、今度は次の5年間の金利から1ポイントにつき0.25%ずつ引き下げていきます。

まだ【フラット35】のホームページにも詳細が載っていない

実は金融機関向けには住宅金融支援機構から資料が配布されていますが、生活者向けの情報としては【フラット35】のホームページにも詳しい内容の掲載がありません。

ということで、エフアンドエス・エキスパートではYouTubeチャンネル「そこまで言うか~!?」で詳細を解説しています。ぜひご覧ください。

変動金利の住宅ローンを借りて今後の金利上昇に不安を感じるよりも、「子育てプラス」の【フラット35】を借りることで安心の住宅ローン設計になるかもしれません。

【フラット35】の融資申込みや、住宅ローンのご相談はエフアンドエス・エキスパートにお任せください。
⬇️⬇️⬇️
ご相談はこちらから

お問い合わせ

Contact