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【フラット35】2025年8月の金利発表

【フラット35】2025年8月の金利発表

融資率(9割以下)返済期間21~35年の【フラット35】の金利は、2025年6月から0.03%上がり1.87%となりました。返済期間20年以下など、その他の金利も同様に先月より0.03%上昇です。日銀の年内利上げが意識されたのにつれて長期金利の指標となる10年物国債の売りが優勢となったため、債券価格は下落し長期金利が上昇しました。…とはいえ、今月も2%を超えそうで超えずに土俵際で踏ん張っています(笑)

アメリカの大手総合情報サービス会社ブルームバーグ通信は、関係者の話として日米の関税交渉合意を受けて「日銀は、企業行動次第では年内に利上げできる環境が整う可能性があるとみている」と報じたそうですが、債券市場を見ても、現在住宅ローンを借りている方の行動を見ても、今後の金利上昇を相当に意識されているようです。今後の金利上昇に不安を感じるようであれば、固定金利への借り換えを検討してみましょう。もちろん借り換え後の金利の方が高いものの、変動型と固定型の金利差が小さいうちに…つまり【フラット35】が1%台で踏ん張っている間が借り換えのチャンスかもしれません。固定金利に借り換えの方はお早めにご連絡ください

そのほかの金利は以下の通りです。
融資率9割以下 返済期間21~35年 1.87% 返済期間20年以下 1.48%
融資率9割超  返済期間21~35年 1.98% 返済期間20年以下 1.59%

結論から言えば今月も現状維持です。

金融市場調節方針は、無担保コールレート・オーバーナイト物を0.5%で据え置くというこれまでの方針を維持することを全員一致で決定しました。2025年1月の会合で0.5%に引き上げて以来、4会合連続で現状維持となっています。

日銀が2025年7月31日に公開している「経済・物価情勢の展望(2025年7月)」を読むと、長期的には物価上昇率は上昇すると予想するも、6月の総裁定例記者会見から引き続き慎重姿勢をとっているように見えます。

具体的な文章は次の通りです―――

1.わが国の経済・物価の現状
わが国の景気は、一部に弱めの動きもみられるが、緩やかに回復している。海外経済は、各国の通商政策等の影響を受けて一部に弱めの動きもみられるが、総じてみれば緩やかに成長している。輸出や鉱工業生産は、一部に米国の関税引き上げに伴う駆け込みとその反動の動きがみられるが、基調としては横ばい圏内の動きを続けている。企業収益は改善傾向にあり、業況感は良好な水準を維持している。こうしたもとで、設備投資は緩やかな増加傾向にある。個人消費は、物価上昇の影響などから消費者マインドに弱さがみられるものの、雇用・所得環境の改善を背景に底堅く推移している。住宅投資は弱めの動きとなっている。公共投資は横ばい圏内の動きとなっている。わが国の金融環境は、緩和した状態にある。物価面では、消費者物価(除く生鮮食品)の前年比をみると、賃金上昇の販売価格への転嫁の動きが続くもとで、米などの食料品価格上昇の影響等から、足もとでは3%台前半となっている。予想物価上昇率は、緩やかに上昇している。

以下の文章はこちらから「経済・物価情勢の展望(2025年7月)」

2025年6月29日に「変動金利はどこまで上がる!?(日銀)金融政策決定会合から読み解く今後の金利予想【住宅と家計のFP市川貴博「そこまで言うか~!?」】知って得する住宅ローンシリーズ」をYoutubeチャンネルでアップしたところ、たくさんの反響をいただきました。住宅ローンに詳しくない一般の方にもわかりやすく解説しているため、一部の専門家の方からは「そうじゃね~だろ!?」という声も聞こえてきそうですが(笑)「超正確な難解な情報」よりも「多少荒っぽくても平易な情報」が良い場合もあります。

また、動画では年内にあと0.5%の利上げとか、あと0.25%の利上げなどと情報を出していますが、はたしてどうなることやら…ChatGPTの予想は2026年3月末の政策金利は0.75%のようです。

▼まだご覧になっていない方はぜひご覧ください。

◆変動金利はどこまで上がる!?(日銀)金融政策決定会合から読み解く今後の金利予想

【住宅と家計のFP市川貴博「そこまで言うか~!?」チャンネル】

「そんなにすぐに変動金利は上がらない」「金利が上がってもたいしたことはない」「金利が上がっても放っておけばいい」とSNSやYoutubeで無責任な発言をしていた人も、いまはすっかりおとなしくなってしまったり、手のひらを返したように「注意しましょう」みたいになっている人もいます(笑)

「変動金利一択」などと発言していた人が「固定金利もうまく利用したほうが良い」的な手のひら返しの発言をしているネット界隈ですが、未来のことは誰にもわかりませんし、家計の状況や借入金額などによっては慎重な判断が必要な場合もあります。

エフアンドエス・エキスパートは、正しい情報提供によりお客様と一緒に考えるスタンスでご相談に応じています。

また、弊社では【フラット35】の取扱もあるので、お気軽にご連絡ください。

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▼変動金利のルール解説については⬇️こちら

◆住宅ローン 変動金利 チョ~厳しい!? 知らなきゃマズイ!? 4つのルール

【住宅と家計のFP市川貴博「そこまで言うか~!?」チャンネル】

◆住宅ローン変動金利の金利が上がった!?金利が上がる仕組みを徹底解説

【住宅と家計のFP市川貴博「そこまで言うか~!?」チャンネル】

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