過度な貯蓄はNG!?貯めるだけが選択肢ではない!?
2024/12/04|ライフプラン
以前には「老後2,000万円問題」みたいなものもありましたし、「年金不安」のような根拠のない不安により、「とにかく老後資金を貯めておかなければならない」という思いから、個人年金保険やiDeCo、NISAなどで資金準備をしている人も多いと思います。
また、お子様のいる世帯においては「子どもの教育資金は早めに準備しよう」と言われますし、「借金=悪」という前提に立てば、子どもが生まれた瞬間に高額な教育費がかかるのが分かっていながら、予め貯めておかないのはあまりにも計画性が無いから教育費なんかを借りるハメになるんだ…といわれそうですが、人生全体の最適化を考えた場合、あえて「教育費を借りる」という選択肢があっても良いような気もします。
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一般的なライフプランにおいては、お子様の教育費が高額になる時期は貯蓄残高が少なくなり、当然ですが遊ぶための支出にお金が回せません。
そもそも、授業料だけではなく、自宅を離れてのひとり住まいや教育期間の延長など、さまざまな要素で高額となる大学に関する費用をすべて貯蓄と奨学金で用意するのは難しいものです。
教育ローンを利用すると
そこで利用するのが教育ローンです。教育ローンを借りてその後に返済するケースでは、貯蓄残高の落ち込みが緩やかになり、少しは遊びにお金を回せそうです。しかもその後の返済をしても、貯蓄残高は生活するのに十分であるため、老後の心配もありません。
貯蓄残高の平準化
学資保険や老後のための個人年金で「将来」のお金を貯める時は、「いくら貯めたら良いか」を計算する必要があります。ライフプランでは子どもの教育期間が終わると貯蓄残高が急激に増えるにも関わらず、「なんとなくの不安」からハイペースで貯蓄をされる方もいます。
しかし、貯蓄とは現在使えるお金を将来に送ることであり、貯蓄額を増やせば増やすほど若い時の家計が苦しくなってしまい、遠い将来の老後だけが安定した家計になってしまうケースもあります。
ライフプラン作成と貯蓄のご相談はエフアンドエス・エキスパートにお任せください。
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