【住まいの考え方】将来は移住?いますぐ移住!?
2024/03/22|ライフプラン
退職した後は職場に縛られることなく自由に居住地を決定できることから、趣味や理想のライフスタイルのために住まいを変える移住が注目されています。また、最近では退職せずともリモートワークなどで通勤の必要性がなくなり、それをきっかけに移住するケースも増えており、各都道府県では移住者獲得のための助成制度や説明会、相談会などに力を入れています。
現役世代の移住と将来の移住に備えた準備
都市圏から地方への移住には経済的な裏付けが大切です。収入の確保や都市圏では無かった自動車購入・維持にかかる費用なども発生します。また、将来の移住を考えているのであれば現役世代のうちに準備する大切さも、さまざまなセミナーや相談会などで周知されています。
下の図は「平成26年(2014年)度 国土交通白書」により明らかになった移住前とのギャップについてのアンケート結果です。棒グラフは0.0%よりも上(青)が移住前より良くなったことを表し、0.0%よりも下(赤)が悪くなったことを表しています。折れ線グラフは「良くなった」から「悪くなった」を引いた数値で、0.0%よりも下にあると「良くなった人よりも悪くなった人のほうが多い」と捉えることができます。
こうして見ると、現役世代か退職世代かを問わず「生活環境は概ね理想的ではあるが、経済的に厳しくなるぞ」という警告にも見えます。移住がいかに「理想の追求」よりも「経済的な準備と安定」が大切であるかを伺わせます。
経済的な安定は移住地に求めるものではなく移住前に構築するもの
~ 都市圏から離れて自然の中で暮らしたい ~
~ 毎日をリゾートのような空間で仕事がしたい ~
~ 大好きな海や山のある街に住みたい ~
そんな希望を叶えてくれるのも移住のメリットですが、その理想の地に理想的な収入を得られる理想的な仕事があるケースは稀です。私はいずれ沖縄県か北海道(帯広市)に住みたいと考えていますが、いまは移住のために収入減の確保と経済的な安定が得られるよう努力しています(笑)
みなさんも移住を考えているようでしたら、いまのうちにキャッシュフローとライフプランを一緒に考えてみませんか?なにごとも資金計画が大切です。ぜひ「住まいと家計のFPオフィス:エフアンドエス・エキスパート」にご相談ください。
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