意外と多い!?注文住宅建築中の夫婦間トラブルや離婚
2024/05/17|住宅購入
住宅購入時に住宅会社や不動産業者、または近隣とトラブルになるケースは容易に想像できますが、実はトラブルになる可能性があるのはそれだけではありません。むしろ家族間でもめるケースのほうが圧倒的に多いので注意しましょう。
趣味や好みの違い
住宅会社選びでも、設備や仕様を決める打合せでも、完全に家族の意見がピッタリ揃うことなどありえません。もしピッタリ揃った場合、それは誰かが誰かに意見を合わせてくれていると思ったほうが良いでしょう。
もし「自分の思い通りにすべてが進んでいる」と思ったら、もしかすると相手にとっては「すべて自分の思い通りに進んでいない」のかもしれないと考えてみましょう。時には相手に選択権を譲るようなお互いを思いやる気持ちも大切です。
配偶者の意見を超える親の意見
最近では住宅購入者の年齢も低くなっており、国土交通省による令和4年度住宅市場動向調査報告書によると土地購入新築(注文住宅)を取得した世帯の世帯主の年齢は40歳未満が55.8%です。また、住宅会社や地域を絞ってみると20代~30代前半が圧倒的に多いところもあり、まだまだ親御さんも現役であることから親の意見を子が聞くという構図も良く見られます。
これについて子は素直に親の意見を聞けても、子の配偶者はそうではないケースもあり、ここで意見が対立してしまうことがあります。親の意見は先人の知恵でもありますが、ライフスタイルが違う場合には参考にならないことも多く、また大切なのはその家に住む家族です。家族内の意見を最優先することをお勧めします。
金銭感覚の違い
一生に一度の大きな買い物だからこそ「ここではある程度お金を使って希望を叶えよう」と考える人もいれば、「1つのコストダウンで大きな金銭的節約になるので、選択肢の中から安いものを選択したい」と考える人もいます。
どちらも正解だと思いますが、家族間での意見調整がポイントです。
一生で使えるお金には限りがありますから、住宅購入にも自由にお金を使い、さらにその後の生活にも自由にはお金を使うことはできません。住宅購入でたくさんお金を使ったのであれば、その後の生活ではある程度の節約が必要です。逆に住宅購入でコストダウンができたのであれば、その後の生活ではある程度の希望に沿ったお金の使い方ができそうです。
家族間の意見調整のために、キャッシュフロー表を作成してみましょう。人生の中で使えるお金が見えてきます。
今までとは違う対人関係
「人生最大の買い物」「夢のマイホーム」「得するマイホーム計画」「失敗しない住宅購入」と、世の中には世帯主や家族のリーダーにとってはプレッシャーのかかる言葉がたくさんあります。
実際に、土地購入の契約までに値引きや有利な契約条件などを交渉し、少しでも得な住宅ローンを探し、良い住宅会社を探して、また値引きや有利な契約条件などを交渉、そして打ち合わせでは建築士やコーディネーターなどさまざまな人と関わります。とても大変な作業であることは言うまでもありません。また、今までに関わったことの無い百戦錬磨の不動産業者や住宅営業マンが相手ですから更にハードルは上がります。
ここで交渉に失敗、住宅ローン選びで痛恨のミス、住宅会社ともトラブルになる…なんてことになると、家族からも非難されてしまうこともあり、家族間でトラブルになります。
でも、よく考えてみましょう。
誰もが最初は失敗します。自転車だって数えきれないほど転んで乗れるようになりました。学校の勉強だって最初からテストで100点が取れたのではなく、猛勉強したところで90点や80点の時もあります。
住宅購入は練習無しの「ぶっつけ本番」です。うまくいかなくても当たり前ですから、家族間で誰かを責めるのではなく、仮に失敗したとしても、それすらも楽しんでしまうくらいの心構えも大切です。
まとめ
揉めないための対策のひとつに【住宅購入コンサル】を入れるという方法があります。解決策の見えない不安や問題が本来は協力し合うべき夫婦の関係を壊してしまいます。そんな時に「すぐに相談に乗ってくれる」コンサルタントがいると夫婦は楽しい事だけに集中できます。
ぜひエフアンドエス・エキスパートに「住宅購入コンサルティング」をお任せください。
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