【富山出張報告】お好み焼きはゼロキロカロリー!?

2024/04/13｜出張報告（観光と美味しいもの）

先月に続き今月も4月12日、13日は富山に出張です。

今回の講演テーマは「火災保障・地震保障に関する共済と損保の比較」と「セカンドライフにおけるライフデザインと資金計画」の2本立てです。

火災保障・地震保障に関する共済と損保の比較

一般的には火災保険や地震保険と言われますが、正確には損害保険会社が販売する商品もあれば、共済団体が推進する制度もあるため、そのすべてを「保険」と括るのではなく「保障」という言葉で括ります。保険とは営利活動を目的とした株式会社など営利活動を目的とした団体が、収益のために販売するものであるため、募集対象が不特定多数となり、その商品は広く一般的なものになります。

一方で共済は特定の団体や組合員を対象にした相互扶助で成り立つ制度であり、たとえば「こくみん共済 coop 」は労働組合が母体となり設立した保障団体で、組合員の可処分所得の向上とゆたかな暮らしを目的に制度が推進されています。利益の追求が目的ではないため「商品」と呼ばず（共済団体は「商品」と呼んでいますが本来は商品ではない）「制度」と呼び、また保険を勧める行為を「営業」というのに対して、共済を勧める行為は「推進」と表現しています。

今回の講演では共済と保険による火災保障や地震保障の違いや、今後の制度改正についても触れました。

セカンドライフにおけるライフデザインと資金計画

皆さんにとってのセカンドライフとは何歳からでしょうか？人それぞれ違いますが、厚生労働省の「毎月勤労統計（2023年）」によると、所定内労働時間と所定外労働時間の合計は、一般的な勤労者で年間約1,962時間です。仮に22歳から65歳まで同じペースで働いた場合、43年間の合計は84,366時間となります。一方で65歳で退職したあとは、睡眠や生活に必要な時間を差し引いて1日12時間程度の自由時間があるとした場合、90歳までの25年間の合計は109,500時間となり、現役時代の労働時間より長い自由時間が待っています。

これが「悠々自適なセカンドライフ」ですが、このセカンドライフに何の目的も持たず、何の準備もせず突入すると109,500時間を持て余すことになります。この長い時間を「ゆとり」をもって「豊かに」過ごすために大切なのは「ライフデザイン」を持つことです。

また、理想のライフデザインがあっても、資金的に実現不可能では意味がありません。セカンドライフの収支計画や現役時代に準備すべきお金や人的資産など、しっかりとした計画が必要です。

また若い時に思い描いたセカンドライフと50代になった自分が思い描くセカンドライフは、それまでの経験や心境の変化などから大きく変わってしまうことがあります。一度ライフプランやライフデザインを作って終わりではなく、定期的に見直し、計画の変更をしっかりしておきましょう。

前泊の楽しみはご当地の食事

遠方に講演のため宿泊するケースでは、ご当地グルメを食べに行くことが多く、仕事とはいえ楽しみのひとつでもあります。富山県といえば、新鮮な魚介類や寿司、特にブリやのどぐろは有名です。また白エビやホタルイカも富山グルメのひとつです。そして忘れてはいけない「富山ブラック」といわれるスープがまっ黒いラーメン…これも富山グルメです。

そして今回いただいた富山グルメがお好み焼きです（笑）なぜ!?と思われるかもしれませんが「私のFB友達である町丸さんのオススメグルメだから」というのが理由です。

町丸さんはディズニー伝説のトレーナーとしても有名で、香取貴信氏の著書「社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった」の中に登場する怖～い上司ですが、「怖～い」と同時に「熱く優しい方」（だと私は思ってます…会ったことないのでわかりませんがWW）です。その町丸さんとFBでお友達になって以来、私が行く先々で美味しいご当地グルメを教えてくださいます。「町丸さんオススメのお店にハズレ無し」という今までの実績もあって、今回は「ぼてやん多奈加」さんに突撃してきました。